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9.11世代 2016年12月28日

2016/09/15

9.11世代。この1週間で、9.11のあと中東に行き、アラビア語を学んで、文化交流の仕事をしていた、というニューヨーカーに2人出会った。2人とも20代前半に9.11を経験している。米国は戦後、日本の労働運動の指導者たちを招き、米国の組合関係者たちと交流させ、反米活動を防ごうとしたという。確かに、実際に米国で暮らしてみると、外から見るのとは違った面がたくさん見えてくる。

米国にいて日々感じるのは、目に触れるものの分かりやすさだ。広告や掲示など、私のようにこの国に来て数日しか経っていない住民にも分かるような言葉で書いてある。ちょっと難しいことをいうと、多くの人には伝わらない、ということが強固な前提となっている。さらにスペイン語や中国語も交えた二カ国語・数カ国語表記になっている場合も多い。これはフランスにはまず見られない(フランスではフランス語の地位を守るためのトゥーボン法があり、外国語を使った広告には仏訳をつけることになっていたりする)。この国の共通言語は英語以上にドルなのだ、と思うと、いろいろなことが腑に落ちるようになる。政治思想としての資本主義を傷つけることがいかに危険なことなのかも、ちょっと想像できるような気もしてきた。

カテゴリー: ACC

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