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幸せだと思い込んでいる人にも演劇を 2026年7月1日

幸せだと思い込んでいる人にも演劇を見せなければならない、らしい。
カシミール・シヴァ派の哲学者・美学者で生きながら解脱したとされるアビナヴァグプタ(10世紀〜11世紀)は、『ナーティヤ・シャーストラ(演劇典範)』注解で、演劇鑑賞を妨げる七つの障碍の一つとして「自己の幸福など(の感情)に支配」されることを挙げている。そういう人は他の事柄に無関心になってしまうので、楽器の演奏や歌、「芸能に巧みな遊女などによって観客の注意を惹きつけるという方法をとる」のだという。
アビナヴァグプタは観劇によって「全ての生類を抱擁しているかのような、ブラフマンの味わい」を経験させることができると考えていた。
(上村勝彦『インド古典演劇論における美的経験』より)

・・・もうちょっと普及活動も頑張らなければ、と思いました。

カテゴリー: アジアの舞台芸術

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